【釜山聯合ニュース】韓国・釜山で開催中の国際電気通信連合(ITU、本部ジュネーブ)の全権委員会議で、韓国が提案した戦略ビジョン「コネクト2020」の議題が4日の本会議に上程された。 ITU全権委員会議の準備企画団によると、同日午前から開かれた本会議のワーキンググループ(作業部会)会合で、韓国代表団は「コネクト2020」の議題を正式に提案。この議題はギリシャやカンボジア、スペインなど12カ国の支持を得て本会議に回された。反対の意思を示した国はなかった。本会議を通過すれば全権委員会議の決議として採択される。 コネクト2020には、各国が協力して2020年までに全世界をネットワークでつなぐことなどが盛り込まれている。各国がそろって持続可能な成長を遂げるには情報通信技術(ICT)の役割が重要になるため、これを地球全体に普及させようというものだ。 韓国代表は会合で「コネクト2020は『釜山宣言文』の延長線上にあるもので、ITUの次期戦略計画(2016~19年)の主な内容に加え、加盟国を含む全ての国が積極的な役割を果たすことのできる目標を盛り込んでいる」と説明した。 「釜山宣言文」は全権委員会議開幕前日の先月19日に開催されたICT閣僚会議で採択されたもので、全人類が等しくICTの恩恵を受けられるようにすることなどを掲げている。 stomo@yna.co.kr
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