【ソウル聯合ニュース】韓国造船大手の現代重工業が30日発表した7~9月期決算は、売上高が12兆4040億ウォン(約1兆2781億円)、営業損失が1兆9346億ウォンとなった。 営業損失は四半期ベースで過去最大。7~9月期(1兆1037億ウォン)に続き過去最悪を更新した。今年1~9月の累積赤字は3兆ウォンを超える。 低迷する造船業界で着実に受注実績を上げ、昨年7~9月期まで黒字を記録し続けていたが、同10~12月期に871億ウォンの営業損失を計上して以降、4四半期連続の赤字となった。 営業損失が膨らんだのは、造船とプラント部門での工事損失引当金や工期遅延によるコスト増が原因とみられる。 造船部門では半潜水型ボーリング船や5万トン級のケミカルタンカーなど特殊船舶の建造で、経験や技術不足により工期が遅れ、工事損失引当金4642億ウォンを含む1兆1459億ウォンの営業損失を計上した。 プラント部門でもサウジアラビアでの大型火力発電所建設工事で工事損失引当金5922億ウォンを含む7791億ウォンの損失が出た。 ikasumi@yna.co.kr
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