ことし4月、総政治局長を退き、権力序列が低くなったとみられていた崔竜海(チェ・ヨンヘ)労働党秘書の権力が再び回復したとの見方が強まっている
ことし4月、総政治局長を退き、権力序列が低くなったとみられていた崔竜海(チェ・ヨンヘ)労働党秘書の権力が再び回復したとの見方が強まっている
ことし4月、総政治局長の座を退き、権力序列が低くなったとみられていた崔竜海(チェ・ヨンヘ)労働党秘書の権力が再び回復したとの見方が強まっている。

 北朝鮮・朝鮮中央通信と労働党新聞は29日、金第一書記の女子サッカー試合観戦など公開活動を知らせる中で、崔秘書を黄炳瑞(ファンビョンソ)軍総政治局長より前に紹介した。

 また、6か月ぶりに崔秘書を党政治局常務委員と呼ぶ場面も見られた。

 この日、北朝鮮メディアの紹介で確認された崔秘書のタイトルは「労働党 中央委員会 政治局常務委員会委員、かつ党中央委員会秘書である国家体育指導委員会委員長」だった。

 党政治局常務委員は、総会が開かれない期間に中央委員会名義で党の事業を始動する核心機関であり、現在は金第1書記と金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員会委員長(国会議長に相当)、崔秘書の3名のみが常務委員のタイトルを兼ねていることが正式に確認されている。

 一部では、この理由として崔秘書が党の核心権力の内のひとつであり、過去には故金正日総書記も兼職していた組織担当秘書に上がった、との観測も出ている。

 この観測が事実と合っているとすれば、崔秘書は軍服を脱いだ後、むしろより強固な2トップの地位に上がったことになる。

 一方、一時は公開活動の際、足を引きずるような素振りを見せ、糖尿などの健康悪化説が提起された崔秘書は去る4日、仁川(インチョン)訪問時には健康な姿を見せていた。

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