【世宗聯合ニュース】韓国統計庁は28日、今年8月現在の非正規労働者の数は607万7000人で、前年同月より13万1000人(2.2%)増えたと発表した。 2002年の関連調査開始以降、初めて600万人を超えた。 ただ、全体の労働者数に占める非正規職の割合は32.4%で、前年同月比0.2ポイント下落した。 非正規職の内訳を見ると、パートタイムが203万2000人で前年同月より14万8000人(7.9%)増加し、増加幅が最大となった。ここで言うパートタイムは1週間の労働時間が36時間未満を指す。 また、臨時労働者が350万8000人で1年前より7万6000人(2.2%)増えた。派遣・日雇いなどは211万2000人で前年同月より10万2000人(4.6%)減少した。 今年6月から8月までの労働者の給与は月平均223万1000ウォン(22万8900円)で、前年より2.3%増加した。正規職の給与は2.3%増加し、非正規職の増加率1.8%を上回った。 社会保障でも非正規職が劣悪な状況にあることが分かった。 正規職の国民年金加入率は82.1%で1年前より0.9ポイント上昇した。非正規職は38.4%で1年前より0.8ポイント下落した。 健康保険加入率も正規職が84.1%で同0.6ポイント上昇したのに対し、非正規職は44.7%で同1.5ポイント下落した。 正規職の76.5%は自発的に今の仕事を選択したと答えた。 一方、非正規職の49.7%が自発的に今の仕事を選んだと答え、1年前より0.9ポイント増加した。自発的に非正規職を選んだ理由について、72.8%がすぐに収入が必要だったと答えた。 sjp@yna.co.kr
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