【ソウル聯合ニュース】来韓中のペニー・プリツカー米商務長官は23日、ソウル市内のホテルで在韓米国商工会議所と韓国貿易協会が共催した懇談会で、「TPP(環太平洋連携協定)交渉がゴールラインを目前にしている」とした上で、「野球に例えれば8回から9回の」と説明し、交渉が最終局面にあるとの認識を示した。 また「TPPのような重要な交渉は最後に難しい課題に直面するようだ」と交渉の雰囲気を伝えた。TPP交渉には12カ国が参加しているため、考慮すべき事項が多いという。 プリツカー長官は韓国がTPPに関心を持っていることを歓迎すると強調。その上で、「米国と日本の交渉が非常に挑戦的であるため、まずは現在進行している交渉に集中する必要がある」と説明した。「韓国政府がTPP交渉の進行状況を十分に理解できるよう、米国政府は配慮してきた」とし、「尹相直(ユン・サンジク)産業通商資源部長官が12月に米国を訪問すれば、TPP交渉の進展状況を伝える計画」と述べた。 yugiri@yna.co.kr
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