【ソウル聯合ニュース】西アフリカを中心にエボラ出血熱が猛威を振るっていることを受け、北朝鮮も空港や港湾で検疫を強化するなどの対策に乗り出した。 北朝鮮保健省が管轄する中央衛生防疫所の副所長は22日、朝鮮中央テレビに出演し「飛行場、港湾、国境地域などでエボラ出血熱ウイルスを防ぐため、検疫事業と物資に対する消毒事業を強化している」と明らかにした。 北朝鮮メディアがエボラ出血熱に対する当局の具体的な対策を伝えたのは初めて。 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞も23日、「エボラ出血熱が西アフリカからアジア、欧州、米国など世界各地に広がり各国が海外旅行注意報を出して感染が疑われる人に隔離措置を取っている」と紹介した。 朝鮮中央放送も同日、労働新聞と同様の内容を伝えた。 sjp@yna.co.kr
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