【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は22日、来韓中のペニー・プリツカー米商務長官と会談し、世界経済の状況や経済政策、エネルギーや保健産業での協力などについて議論した。青瓦台(大統領府)が同日明らかにした。 朴大統領は「韓国はICT(情報通信技術)などを活用し、スマートグリッド(次世代送電網)、蓄電装置、電気自動車など、エネルギー新産業を育成中」とした上で、「保健分野の場合、韓国には優秀なインフラと人材がそろっているため、両国の企業家が相互協力すれば、新しいビジネスチャンスの創出や第3市場への進出など良い成果が期待される」との考えを示した。 これに対しプリツカー長官は「今回の訪韓の目的はオバマ政権のアジアリバランス(バランス調整)政策の一環であり、米韓関係はアジアリバランス政策の重要な基礎になっている」と説明した。 また、韓米自由貿易協定(FTA)について、最高水準のFTAを締結し成果を得ているが否定的な認識もあるため、両国が協力し投資拡大などを進め、肯定的な認識を広めていかなければならないと強調した。 yugiri@yna.co.kr
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