金正恩　科学者休養所を現地指導、つえは変わらず

北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）第1書記は新たに建てられた平安南道（ピョンアンナムド）延豊湖の延豊科学者休養所を現地指導したと22日、朝鮮中央通信が報道した。

キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ

　延豊湖は平安南道の名勝地として選ばれる場所で、金第1書記は昨年8月に科学者福祉施設を建設することを指示した後、ことし5月と8月に同建設現場を訪れている。

　金第1書記は今回の訪問で完成した保養所を見て大変満足している様子だと朝鮮中央通信は伝えた。

　朝鮮中央通信は保養所内に理髪所や美容室、室内および野外水遊び場などが備えられたとし、金第1書記が「保養所の全ての要所要所を党で批准してくれた設計の要求どおりに施工した」と評価した、と伝えた。

　金第1書記は去る14日、およそ40日ぶりに公開活動が報道された後、2～3日間隔で公開活動を行うなど、健在を誇示。この日公開された写真で金第1書記は、これまでの3度の公開活動と同様、つえを突いている姿だった。