ニカラグアの通信郵便相とMOUを締結した崔長官(左)=21日、釜山(聯合ニュース)
ニカラグアの通信郵便相とMOUを締結した崔長官(左)=21日、釜山(聯合ニュース)
【釜山聯合ニュース】韓国の情報通信技術(ICT)産業が中南米市場進出のための拠点作りを本格化させている。 未来創造科学部の崔楊姫(チェ・ヤンヒ)長官は21日、釜山で開かれている国際電気通信連合(ITU、本部ジュネーブ)全権委員会議に出席するため来韓しているニカラグアの通信郵便相と会談しICT分野での協力を盛り込んだ了解覚書(MOU)を締結した。 両国がICT分野でMOUを締結したのは今回が初めて。 MOUはソフトウェア(SW)、超高速インターネット、移動通信、デジタルコンテンツ、ビッグデータ、人材育成などICTの全分野を包括する。 両国は専門家の交流や共同研究などを通じ協力関係を構築する計画で、そのために近く「ICT共同協議会」を設置することで合意した。 ニカラグアはオルテガ大統領の下、ITを通じた国家発展を積極的に進めており、韓国が数年前から関連市場進出のため注力してきた国だ。 崔長官は同日、ガーナ通信省とも情報通信放送分野での協力強化に向けMOUを締結した。 韓国は2008年にガーナにデジタルマルチメディア放送(DMB)技術を輸出したほか、政府開発援助(ODA)の一環として国立ガーナ大にインターネット設備やIT教育施設を備えた情報アクセスセンターを開設している。 未来創造科学部によると、ガーナは今後、韓国とSW分野での協力強化を希望しているという。 sjp@yna.co.kr
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