【ソウル聯合ニュース】北朝鮮は20日午前、将官級軍事会談の北側団長名義の通知文を韓国側に送り、「今後も軍事境界線一帯で巡回査察活動を続ける」とした上で、韓国側が挑発を続ける場合、予想できない報復措置を取ると威嚇した。韓国国防部が明らかにした。 これに対し韓国側は同日午後、将官級軍事会談首席代表名義の通知文を送り、「北側が18日と19日に軍事境界線を侵し挑発行為をしたことに対してわれわれは正当な手続きにより警告放送後に軍事境界線以南地域に警告射撃を実施した」と強調した。また「北側が挑発行為を行ったにもかかわらず、われわれに責任があるように歪曲(わいきょく)することについて深い遺憾を表明する」と非難。軍事境界線一帯における挑発行為を中止し、今後、再発防止策を講じるよう求めた。 韓国軍合同参謀本部によると、19日午後5時40分ごろ、京畿道坡州地域の軍事境界線付近で韓国軍と北朝鮮軍の間で約10分にわたる銃撃戦が起こった。負傷者などは出なかった。 18日には、韓国軍が軍事境界線付近で活動している北朝鮮軍に対し警告放送をした上で警告射撃をしたが、北朝鮮兵は応射せずに北朝鮮側に戻ったという。 yugiri@yna.co.kr
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