全権委員会議の開会式であいさつする崔長官=20日、釜山(聯合ニュース)
全権委員会議の開会式であいさつする崔長官=20日、釜山(聯合ニュース)
【釜山聯合ニュース】韓国政府は20日、釜山の展示コンベンションセンター・BEXCOで国際電気通信連合(ITU、本部ジュネーブ)の全権委員会議が開幕したのに合わせ、韓国情報通信技術(ICT)企業のグローバル市場開拓を支援するためトップセールスを本格化させる。 会議の韓国首席代表を務める未来創造科学部の崔楊姫(チェ・ヤンヒ)長官は、会議出席国のうち17カ国・地域の閣僚や次官らと相次いで会談する。 崔長官は各国代表らとの会談で韓国の情報通信産業の発展と情報通信放送政策、優れた技術を紹介し、関連企業や専門家らの海外進出のきっかけを作る計画だ。 同部は特に、ブロードバンドの構築、ソフトウェアサービス、サイバーセキュリティー、国家情報化などに高い関心を寄せるニカラグア、ガーナ、チュニジア、クロアチア、ポーランド、アラブ首長国連邦、中国の7カ国と了解覚書(MOU)を締結し、ICT分野での相互協力と交流を推進していく。 政府は最近、情報通信分野で著しい成長を見せている中国と28日にソウルで「ICT戦略対話」を開き、ICT分野での協力強化について集中的に話し合う予定だ。 同部は併せて、今年ニカラグアにオープンした中南米ICT教育センターと、インド・バンガロールSW共生協力センターなどの拠点を通じ、韓国ICT企業の海外進出を促進していく計画だ。 また、今回の2国間会談を活用してITU標準化総局長に立候補した韓国科学技術院(KAIST)の李在摂(イ・ジェソプ)IT融合研究所研究委員への支援を求める。さらに、韓国のITU理事国選出についても支持を得たいとしている。 sjp@yna.co.kr
Copyright 2014(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0