事故現場に手向けられた花=19日、城南(聯合ニュース)
事故現場に手向けられた花=19日、城南(聯合ニュース)
【城南聯合ニュース】ソウル近郊、京畿道城南市の野外公演場にあった換気口のふたが崩落し、ふたに乗っていた観客が転落して16人が死亡した事故で、京畿地方警察庁の捜査本部は17日の事故発生から19日午前までに、イベント関係者や施設管理者ら20人余りを呼び事情聴取を行っている。 参考人として出頭したのは事業計画書で主催者となっている京畿道と城南市、京畿科学技術振興院の関係者のほか、主管者、施設管理者、建設関係者ら。 警察は施設に安全上の問題がなかったか、事故を防止する注意義務の違反がなかったかなどを集中的に調べているという。 警察関係者は「今後3~4日程度、基礎捜査を進めれば違法事項の有無について輪郭が現れるだろう」と説明。「参考人のうち、どの線までを被疑者とするかの選別作業にも相当の時間がかかる」との見方を示した。 事故は17日午後6時ごろ、野外公演場で行われていたガールズグループの公演中に発生した。換気口のふたがはずれ、換気口の上で観覧していた観客27人が18.7メートル下に転落。16人が死亡し、11人が負傷した。 ikasumi@yna.co.kr
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