【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が15日発表した雇用動向によると、9月の失業率は3.2%で、前年同月に比べ0.5ポイント悪化した。青年(15~29歳)の失業率も0.8ポイント悪化の8.5%。就職活動者の増加に伴い失業率が悪化する傾向にある。  先月の就業者は2591万7000人で、前年同月から45万1000人増加した。増加数は就職活動シーズンだった2月の83万5000人をピークに鈍化が続き、6月には39万8000人に減少した。7月に50万5000人と5カ月ぶりに拡大に転じ、続く8月も59万4000人だったが、9月は再び40万人台に落ち込んだ。 就業者の増加数を年齢別にみると、50代が20万6000人、60代以上が19万8000人、40代が2万7000人、20代が2万7000人。30代は3万2000人減少した。 産業別では製造業、保健業および社会福祉サービス業、卸小売業、宿泊および飲食店業などで新規就業者数が増えた。その一方で、農林漁業や金融および保険業、運輸業などは減少した。 非経済活動人口は1年前と比べ16万3000人減少した。働く意欲はあるものの失業状態の長期化などにより求職活動を断念した人は46万3000人と、前年同月から29万8000人増えた。 統計庁の雇用統計課長は「新規就業者は農林漁業で減少幅が拡大し、卸小売業と保健業および社会福祉サービス業も増加幅が鈍化している」と話した。昨年9月の調査は秋夕(中秋節)前だったが、今年は秋夕後で雇用が減少したことも影響したという。 mgk1202@yna.co.kr
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