【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の当局者は14日、報道陣に対し、2010年3月に発生した海軍哨戒艦「天安」沈没事件を受け同年5月から実施している対北朝鮮制裁措置(5・24措置)の解除について「先に北が責任ある措置を取ってこそ解除できるという立場に変わりはない」と表明した。 朴槿恵(パク・クネ)大統領が前日の統一準備委員会で5.24措置について触れたのは意味があることだとしながらも、「これまで政府は5.24措置を含め、南北が関心を持っている懸案については対話のテーブルに着いて論議できるという立場を明らかにしてきた」として、韓国政府の立場に変化がないことをあらためて示した。 朴大統領は同委員会で「高官級協議を南北関係改善のチャンスにしなければならない」として、「5・24措置問題なども南北当局が会って責任ある姿勢で対話して解決していくべきだ」と述べ、昨年2月の就任後初めて同措置について言及した。 hjc@yna.co.kr
Copyright 2014(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0