【ソウル聯合ニュース】韓国旅客船セウォル号沈没事故当日、朴槿恵(パク・クネ)大統領が男性と会っていたとのうわさを報じ、朴大統領の名誉を毀損(きそん)したとして市民団体から告発された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長(48)をソウル中央地検が起訴したことについて、韓国最大野党・新政治民主連合の朴智元(パク・ジウォン)元文化観光部長官は13日、不必要な行為だったと批判した。 国会法制司法委員会の法務部国政監査で朴氏は加藤氏の起訴について、慰安婦問題の被害者を蔑視する産経新聞を広報する行為だと指摘。また韓国を言論の自由がない国にしたほか、朴大統領が自ら問題がなかったと主張している事故当日の行動を世界中のメディアが報じることになったと主張した。 朴議員はまた、謝罪すれば起訴しないという条件を加藤氏に対して提示したかについて質問した。 これに対し法務部の黄教安(ファン・ギョアン)長官は「謝れば起訴しないという条件の約束はしていない」と否定。その上で「告発があったため捜査した。虚偽を報道し、何の訂正も謝罪もしないのを放置することはできないと反論した。 一方、与党セヌリ党の朴敏植(パク・ミンシク)議員は、在宅起訴は外国人記者に対する優遇であり、処罰のレベルが低いと批判した。 yugiri@yna.co.kr
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