【ソウル聯合ニュース】米国のシアー国防次官補(アジア太平洋担当)とラッセル国務次官補(東アジア・太平洋担当)が5日午後、来韓する。韓国外交部の李京秀(イ・ギョンス)次官補らと会談し、韓米同盟の懸案や地域および国際社会の懸案について協議する。 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の最側近、黄炳誓(ファン・ビョンソ)朝鮮人民軍総政治局長ら北朝鮮高官の来韓についても意見を交換し、北朝鮮政策を調整するとみられる。 韓国政府関係者は北朝鮮高官が来韓中、韓国が提案していた2回目南北高官級協議の受け入れを表明したことなどを受け、「現時点で韓米間には北朝鮮問題に対する議論が多い」と述べた。 韓米はまた、日本の集団的自衛権行使容認や日米防衛協力のための指針(ガイドライン)再改定についても意見を交わす。日米は再改定に関する中間報告を発表する見通しで、米次官補らは韓国側に事前説明する予定。韓国政府はこれまで日本の集団的自衛権行使容認について、朝鮮半島の安全保障と韓国の国益に影響を及ぼす事項については韓国の要請や同意がない限り容認できないとの立場を強調してきた。 今月ワシントンで開催予定の韓米定例安保協議(SCM)と外務・防衛閣僚級協議(2プラス2)の議題なども調整するとみられる。両国は韓国軍への有事作戦統制権の移管条件や時期について、今月のSCMでの最終合意を目標に協議を進めてきた。 両氏は7日、日本を訪問する。 ikasumi@yna.co.kr
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