韓国・タイヤ物流倉庫が大火災…3時間以上経過した今も燃え続ける

30日午後8時55分ごろ、韓国大手タイヤメーカーのHanKOOKタイヤ・大田（テジョン）物流倉庫で火災が起き、近隣の消防士1000名と消防車50台余が出動し鎮火に当たっているが難航し、2時間半を経過した午後11時30分現在も燃え続けている。

　大型物流倉庫内に保管されているタイヤに火が燃え移り、大きく燃え上がっているため消防車が近づけない状態。炎は近隣マンション30階の高さまで上がっており、あまりの大きさに消防士らもなかなか手を付けられずにいるという。

　物流倉庫の従業員はすでに午後6時に退勤していることが確認されており、人命被害はないとされているが、近くの製造工場で勤務中の200名余が火災と同時に緊急避難したと伝えられている。

　現場の物流倉庫は、最大80万個のタイヤを保管できる場所であり、火災当時どのくらい保管されていたのか正確な数はまだ伝えられていない。

　消防は現在も鎮火を試みているが、炎が落ち着き次第、集中して鎮火する見込みだ。