自動車生産工場(資料写真)=(聯合ニュース)
自動車生産工場(資料写真)=(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が30日発表した産業活動動向によると、8月の鉱工業生産は前月に比べ3.8%減少した。リーマン・ショック直後の2008年12月(10.5%減)以来の落ち込み幅となった。 全産業の生産は前月比0.6%減少し、3カ月ぶりにマイナスに転じた。 鉱工業生産をみると、製造業生産は半導体および部品や石油精製などが増えた半面、夏季休暇などで操業日数が少なかったために自動車やその他運送装備などが大きく減り、全体として前月比3.8%減少した。 生産者製品出荷も半導体および部品や石油精製などが増えたものの、自動車やその他運送装備などが減り、前月比2.7%減少した。国内向け出荷は4.3%、海外向け出荷は0.6%減った。 製品在庫は半導体および部品や機械装備などを中心に、前月比1.9%減少した。 一方、サービス業生産は前月に比べ0.3%増えた。専門・科学・技術や芸術・スポーツ・余暇が減少したが、教育や保健・社会福祉、卸小売などが増えた。 消費も増えた。小売販売が前月比2.7%増と、2011年3月(3.4%増)以来の高い伸びとなった。衣料など準耐久財をはじめ、耐久財と非耐久財もそろってプラスだった。 しかし、設備投資はその他運送装備や一般機械類などを中心に10.6%減少した。2003年1月(16.1%減)以来の下げ幅。 統計庁関係者は「夏季休暇や時限ストライキで操業日数が減り、自動車生産などが振るわなかったが、これを考慮しても鉱工業生産は全般的にもたつく傾向がある。ただ、卸小売などが活発で、サービス業は上向いた」と説明した。 mgk1202@yna.co.kr
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