【ソウル聯合ニュース】韓国中西部の忠清南道警察庁は28日、覚せい剤を常時使用し、流通させた容疑(麻薬類管理に関する法律違反)で、北朝鮮脱出住民(脱北者)の男ら34人を摘発したと発表した。4人は拘束され、30人は在宅起訴になった。 警察によると、2005年に脱北した30代の男は2月から最近まで、中国から覚せい剤130グラムを密輸し、25人に105回にわたり、1グラム当たり80万~100万ウォン(約8万~10万円)で販売した容疑がもたれている。 脱北者の男はインターネット上の書き込みで購入者を集め、覚せい剤を販売したという。摘発当時、男の車からは2億3900万ウォン相当の覚せい剤71.7グラムが発見された。2400人が同時に使用できる量だという。 警察はインターネットを利用した麻薬類の流通を遮断するため、サイバー麻薬捜査官の常時モニタリングを強化するとしている。 同警察庁はまた、覚せい剤の入った飲み物を知人に提供し詐欺賭博をしたとして、50代の男ら3人を拘束。11人を拘束せずに立件した。 csi@yna.co.kr
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