国連総会で演説する李洙ヨン(リ・スヨン)外相=27日、ニューヨーク(AP=聯合ニュース)
国連総会で演説する李洙ヨン(リ・スヨン)外相=27日、ニューヨーク(AP=聯合ニュース)
【ニューヨーク聯合ニュース】北朝鮮外相として15年ぶりに国連総会に出席した李洙ヨン(リ・スヨン)外相は27日(現地時間)に基調演説を行い、米国の対北朝鮮敵視政策を批判した上で、北朝鮮核問題の解決には米国が北朝鮮の自主権や生存権に対する脅威をなくすことが必要だと訴えた。 米国が主導する西側諸国の対北朝鮮制裁については、「米国の一方的な制裁と貿易・金融封鎖を一日も早く撤廃すべき」と主張した。 国連総会期間中にケリー米国務長官が北朝鮮の人権問題をめぐる閣僚級会議を開催するなど、国際社会が北朝鮮の人権侵害に高い関心を持っていることについては「政治的な動機なしに心から人権問題を話し合うため対話の扉を開けている。対等な関係で人権について話し合う用意ができている」と強調した。 国政課題については、経済の立て直しと人民の生活向上を挙げた上で、「朝鮮半島の緊張状態は害になる」と指摘。韓米による軍事演習にも批判の矛先を向けた。 sarangni@yna.co.kr
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