朴大統領が帰国の途に　カナダ訪問・国連総会で演説

【ニューヨーク聯合ニュース】米ニューヨークで開かれた国連総会に就任後初めて出席して演説し、「国連デビュー」を果たした韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領が帰国の途に就いた。　朴大統領は２３日（現地時間）から、国連本部で開かれた国連気候変動サミット、国連総会、国連安全保障理事会首脳級会合、国連世界教育推進活動（ＧＥＦＩ）高官級会議に相次ぎ出席。２４日午前には国連総会の一般討論で演説し、朝鮮半島統一や北東アジアの平和協力に向けた韓国政府の努力を紹介し国際社会の協力を求めた。　同日午後には韓国人団体「コリア・ソサエティー」、非営利団体「アジア・ソサエティー」、米シンクタンク「外交問題評議会（ＣＦＲ）」「全米外交政策会議（ＮＣＡＦＰ）」「外交政策協会（ＦＰＡ）」などの代表らと懇談し、ニューヨークでの日程を終えた。　朴大統領はニューヨーク訪問に先立ち２０～２２日にカナダを国賓訪問した。ハーパー首相との首脳会談ではエネルギー技術交流や北極研究開発の分野での協力に合意。カナダとの自由貿易協定（ＦＴＡ）署名式にも出席するなど、経済面で成果を挙げた。　朴大統領は日本時間２６日午前に韓国に到着する。 ikasumi@yna.co.kr