【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が25日に平壌で、最高人民会議(国会に相当)第13期の第2回会議を開催する。 開催は4月に続き今年2回目。最高人民会議は年1回開催されることが多いが、2回開かれたときは大抵重要な議題が扱われていたため、今回の会議でどのような決定が下されるか注目される。 今回は、黄炳誓(ファン・ビョンソ)朝鮮人民軍総政治局長の国防委員会副委員長への任命や、朴奉珠(パク・ボンジュ)首相が留任するかどうかなど、北朝鮮権力機関の人事の変更が関心を集めている。 特に、黄炳誓氏に軍総政治局長のポストを明け渡し、朝鮮労働党書記に就任した崔竜海(チェ・リョンヘ)氏が、昨年12月に処刑された張成沢(チャン・ソンテク)元国防副委員長の後任としてスポーツ政策を統括する国家体育指導委員長に任命されたことが24日に分かり、崔氏の序列に関心が集中している。 また、全面的な12年制義務教育の施行に伴う兵力不足を補うための新たな軍服務制度、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が取り組む経済改革や教育・スポーツに関する新たな政策が発表される可能性もある。 最高人民会議は、憲法改正をはじめ条約の批准・破棄など対内外政策の基本原則の策定、最高人民会議常任委員長や国防委員会第1委員長、首相らの選出・召喚、経済関連政策の審議・承認などを担う。 stomo@yna.co.kr
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