団体戦の最後に登場した韓国のイ・ヒョンイル(34)は、中国人選手を2-0で破り韓国の優勝を決めた。
李は、2002年の釜山大会でインドネシアを決勝で破り金メダルを獲得して以来、12年ぶりに団体戦でアジアのトップに立った。
英ロンドン五輪以来、2年ぶりに韓国国旗を付けた李は、後輩たちをリードしながら勝利をつかみファンの期待に応えた。
李は21日の日本との準々決勝で2-2と互角の状況で最後に登場。上田拓馬を2-1で破り韓国を敗退の危機から救った。
李は韓国人選手として初めて世界ランク1位(04年2月)になった。アジア大会ではこれまでに金メダル2個、銀メダル3個、銅メダル1個を獲得している。
五輪には04年のギリシャ・アテネ大会から3大会連続で出場したものの、メダル獲得には至らなかった。
一時、代表から退いたが仁川アジア大会で団体戦金メダルを狙う韓国代表チームは李の代表復帰を望んだ。
李は「復帰を決意するのは容易ではなかったが、韓国チームに貢献したかった」と話した。
そして、今大会で宿敵、中国を破り無事に任務を果たした。
勝利が決まった瞬間、試合を見守っていたチームメートたちは、李に拍手で敬意を表しコートに駆け寄って胴上げした。
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