【ソウル聯合ニュース】韓国法務部出入国・外国人政策本部がこのほど発表した統計によると、今年8月現在、韓国に滞在している外国人は171万896人と集計された。同部が関連統計を取り始めて以降、最多となった。
 韓国に滞在する外国人は増え続ける傾向にある。今年7月までは162万2868人だったが、1か月で8万8028人増え170万人を超えた。前年同月に比べ10.6%増加した。
 内訳は、90日以上滞在するとして登録された外国人が105万7435人(全体の61.8%)、短期滞在者が38万301人(同22.2%)、滞在地を申告した外国籍の同胞が27万3160人(同16.0%)。
 このうち、滞在地を申告した外国籍同胞が前年同月比26.6%増加したほか、90日以上滞在の外国人が9.6%、短期滞在者が3.9%それぞれ増えた。
 また、合法滞在者は152万1770人、不法滞在者は18万9126人。不法滞在者は前年同月(18万2714人)に比べ3.5%増えたが、全体に占める割合は前年同月の11.8%から11.0%へと0.8ポイント下落した。
 国籍別では中国が86万5975人で最も多く、うち韓国系中国同胞が57万8758人。次いで、米国(13万7282人)、ベトナム(12万8449人)、タイ(7万6670人)、フィリピン(5万506人)、ウズベキスタン(4万3557人)、日本(4万724人)の順。
 ビザ類型別では、就業資格滞在者が61万2397人、結婚移民者が15万1605人、外国人留学生(語学留学を含む)が8万9143人となった。前年同月比で結婚移民者は0.9%、留学生は2.8%それぞれ増加した。


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