【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部は23日、韓国とカナダがシェールガス開発をはじめエネルギー技術分野での協力を強化することで一致したと発表した。
 朴槿恵(パク・クネ)大統領が22日(現地時間)までカナダを訪問していた。これを機に、韓国エネルギー技術評価院とカナダ天然資源省は同日にオタワで、エネルギー・資源技術協力に関する覚書(MOU)を締結した。両国は二酸化炭素収集・貯蔵や再生可能エネルギー、次世代送電網(スマートグリッド)、シェールガスなど8分野で協力する。
 特にシェールガスのカナダの可採埋蔵量は世界4番目ながら米国に比べるとまだ開発が進んでおらず、潜在力が大きいという。カナダのガス輸出ターミナルは西部にあり、韓国としては輸送コストも減らせる。このMOUにより、カナダとのシェールガス共同開発事業が加速し、韓国の技術力も向上すると見込まれる。
 産業通商資源部はシェールガス開発事業と韓国導入事業を連携させる一方、投資財源の拡充に取り組む計画だ。


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