永山が韓国・順天で生産する予定の電動自転車=(聯合ニュース)
永山が韓国・順天で生産する予定の電動自転車=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】在日韓国系企業の永山(東京都台東区)が、韓国南部の全羅南道順天市に100億ウォン(約10億4000万円)を投じ電動自転車工場を設立する。
 同社関係者が23日、聯合ニュースに対し、「30日に順天市庁で順天市、全南テクノパークと電動自転車組み立て・生産工場建設に向けた投資協定を締結する」と明らかにした。

 順天市は永山の張永軾(チャン・ヨンシク)代表取締役の故郷でもある。市内の産業団地で2015年下半期から年間2万台を生産する計画だ。将来的に4万台に拡大し、輸出も視野に入れる。
 同社関係者は「韓国の電動自転車市場は昨年1万5000台と、ほかの国に比べると小さいが、環境配慮型の交通手段が注目され始めており、市場拡大の可能性が大変高い」との見方を示した。
 永山は東京・秋葉原や大阪をはじめとする観光地、空港などで免税店14店舗を運営中だ。また、自社開発した電動アシスト自転車を昨年から中国で生産し、日本に供給している。

Copyright 2014(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0