同団体の朴相学(パク・サンハク)代表は「北は韓国にビラ散布の中止を求める脅迫めいた通知文を送った。しかし、2000万人の北の同胞に真実を知らせることがより重要であるため、真実の手紙を送り続ける」と説明した。
北朝鮮は13日に南北高官級協議の代表団報道官名義でビラ散布を非難する談話を発表。その後も2回にわたり、国防委員会名義で同様の内容の通知文を青瓦台に送るなど、神経をとがらせている。
ただ、韓国統一部の報道官はこの日の定例会見で、「ビラ散布は民間が自主的に判断する事案。政府のこうした立場に変化はなく、今後もこれを堅持していく」と述べ、民間団体の行動を中止させる法的根拠がないとする従来の立場をあらためて示した。
北朝鮮は韓国政府もビラ散布に関与していると主張しているが、韓国側は否定している。
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