【東京聯合ニュース】17日午後、在日本大韓民国民団(民団)の主催による韓国の柳興洙(ユ・フンス)新駐日大使の歓迎行事が東京都内のホテルで開かれ、森喜朗元首相や公明党の山口那津男代表、自民党の二階俊博総務会長、生活の党の小沢一郎代表、社民党の吉田忠智党首などが参加した。参加した日本の国会議員は合計20人余りに達した。 
 民団関係者は日本の政治家が柳大使を歓待することについて「柳大使が韓日議員外交に長く従事しており、日本の政界に人脈があることに加え、韓日関係改善に対する日本の政治家の期待が作用したようだ」と説明した。 
 森元首相は自身が日韓議員連盟会長を務めていた際に、柳大使が韓日議員連盟の幹事長を務め、韓日議員外交に共に努力したことや、自身が柳大使と同じ1937年生まれであることなどを説明。柳大使が駐日大使に任命されたことを知り、再び友達が来ると思ったと話した。 
 また二階氏は壬辰倭乱(文禄・慶長の役)の際、鉄砲隊として出兵したものの、朝鮮側について日本側と戦った武将の沙也可の話をして注目された。二階氏は難しい話は横に置き、両国協力のために努力しようと話した。 
 また、日韓議員連盟会長である額賀福志郎衆院議員は、日本に武士道精神があるように、韓国には大局的な視点を持って決断できる「花郎精神」があると紹介。韓日首脳会談に対する韓国政府の柔軟な対応を暗に求めた。 
 柳大使は「日本の各界各層の指導者や国民に触れ、韓日関係をさらに発展させるように一歩一歩努力する」と話した。 


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