【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は15日の論評で、南北間の対話に先立ち、韓米合同軍事演習の中断と5.24措置(2010年の韓国海軍哨戒艦撃沈事件を受けた対北朝鮮制裁)の解除、金剛山観光の再開を重ねて要求した。
 同紙は韓国に対し、「北侵の合同軍事演習に終止符を打ち、反統一の法的、制度的な政治を取り除くべきだ。それこそが対話の扉を開く第一歩」と強調した。また、南北間対話と協力に向けた韓国政府の意志は、5.24措置の解除と金剛山観光の再開により読み取ることができるとした。
 北朝鮮は13日にも、南北対話の再開に先立ち北朝鮮向けの非難ビラ散布の中断を要求している。韓国政府が高官級協議を再三呼びかけているのに対し、即答を避けながら韓国に圧力をかける意図とみられる。


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