仁川空港で出国前に報道陣に対応する金氏=14日、仁川(聯合ニュース)
仁川空港で出国前に報道陣に対応する金氏=14日、仁川(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の外交・安保政策を総括する金寛鎮(キム・グァンジン)国家安保室長(閣僚級)が14日、訪米のため出国した。金氏の訪米は6月に国家安保室長に就任して以来初めて。
 ライス大統領補佐官(国家安全保障問題担当)ら米政府の高官と、北朝鮮の核や人権問題、北東アジア情勢、韓米同盟の懸案、中東情勢など国際社会の懸案を協議し、17日に帰国する。今月下旬に朴槿恵(パク・クネ)大統領の訪米が予定されているほか、北朝鮮が最近、国際社会で外交攻勢を強めている中での訪米だけに注目される。
 金氏は出国前に「特定問題に限らず、朝鮮半島問題、北朝鮮の核問題、韓米同盟など国際社会の懸案について幅広い協議が行われるだろう」と報道陣に語った。
 また、過激派「イスラム国」と関連しては、「米国をはじめとする国際社会の措置を支持する。人道主義的観点から支援を検討する」とした。


Copyright 2014(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0