北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞が7月に報じた朝鮮人民軍第171部隊の実弾射撃訓練の様子=(聯合ニュース)
北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞が7月に報じた朝鮮人民軍第171部隊の実弾射撃訓練の様子=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が6日午前7時から同40分ごろにかけて、南東部の江原道・元山付近から東海に向け新型戦術ミサイルと推定される発射体3発を発射した。韓国軍合同参謀本部が明らかにした。
 合同参謀本部関係者は、発射体の射程が約210キロ前後と説明した。
 韓国軍は、新たな挑発の可能性に備え北朝鮮の動向を注視し、警戒態勢を強化している。
 北朝鮮が新型戦術ミサイルと推定される発射体を発射したのは先月14日と今月1日に続いて3回目。韓国軍関係者は「北朝鮮は既存の戦術ミサイルKN-02より射程が長い新型戦術ミサイルの性能改良のため相次いで試験発射を行っている」との見方を示した。
 北朝鮮が発射体を発射したのは今年に入り19回目となる。2月21日からこの日まで300ミリ新型ロケット弾やスカッド、中距離弾道ミサイル「ノドン」、地対地ロケット「フロッグ」、新型戦術ミサイルなど111発の中短距離発射体を発射した。
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