【ソウル聯合ニュース】韓国南東部の釜山で10月20日から11月7日まで開かれる国際電気通信連合(ITU、本部ジュネーブ)の総会(全権委員会議)は、過去最大規模となる見通しだ。ITUは電気通信に関する国連の専門機関で、4年ごとに全権委員会議を開き、情報通信技術(ICT)の主要政策を最終決定する。
 ITU全権委員会議準備企画団は、この釜山会議にITU193加盟国のICT分野のトップ約150人と、会議関係者3000人が参加すると見込む。
 その場合、174カ国の高官131人と大使50人、関係者2378人が出席した前回のメキシコ会議(2010年)を上回る規模となる。
 準備企画団によると、5日までにITUは193加盟国と約840の産業・研究・学会の民間会員に釜山会議の招待状を送り終えている。
 加盟国である北朝鮮にも送られた。北朝鮮は昨年11月にタイ、今年3月にアラブ首長国連邦で開催されたITU関連会議・イベントに、高官や実務者を参加させている。ただ、釜山会議の出席に関してはまだ返答がない。
 全権委員会議はICTの主要政策を決定するほか、憲章・協約の改定、事務総局長ら役員の選出などを行う。
 本会議と分科委員会以外に、国内外の企業と観光客が参加できる特別行事も多数準備される。ICT分野の国内最大展示会「ワールドITショー」、移動通信分野の国際会議「モバイル360」、先端科学技術の展示会「科学創意祝典」、バイオ分野の新技術展示会「ヘルスIT融合展示会」、「第5世代移動通信(5G)グローバルサミット2014」などが開かれる。


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