【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が4日に発表した国民所得(暫定値)によると、韓国の4~6月期の実質国内総生産(GDP)は前期比0.5%成長した。7月の速報値より0.1ポイント下方修正され、2012年7~9月期(0.4%増)以来の低水準となった。
 成長率の鈍化は4月の旅客船沈没事故以降、民間消費が冷え込んだことなどによる。民間消費は0.3%減り、2011年7~9月期(マイナス0.4%)以来の低水準となった。
 製造業は化学製品や液晶パネル(LCD)などを中心に0.9%増。建設業が0.2%、サービス業が0.6%それぞれ増加した。
 GDP成長率は振るわなかったが、同期の実質国民総所得(GNI)は配当などで海外での収入が増え、前期比1.1%増加。昨年4~6月期以来の高水準となった。

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