上昇率は6月の1.7%、7月の1.6%を下回り、2か月連続の鈍化。韓国銀行(中央銀行)の物価安定目標の2.5~3.5%を大幅に下回っている。
物価の長期的な流れを示す、農産物と石油類を除いたコア指数は前年同月比2.4%上昇し、2012年2月(2.5%)以来の高水準を記録した。
月ごとの変動が激しいエネルギーと食料品を除いた指数は前年同月比2.1%上昇した。
生活物価指数は前年同月比0.8%、前月比0.1%上昇した。
生鮮食品指数は前年同月比では11.8%下落したが、前月比は4.2%上昇した。1年前と比べると、生鮮野菜、生鮮果実などは一斉に下落し、生鮮魚介だけが0.8%上昇した。
工業製品は前年同月に比べ2.1%上昇した。日焼け止め、牛乳などの品目が上昇をけん引した。ガソリンや軽油などは下がった。
電気・水道・ガスは1年前に比べ3.3%、サービスは1.7%それぞれ上昇した。
統計庁の関係者は「物価上昇率がやや鈍化したのは例年の夏より作柄が良好だった農畜水産物や石油類などの価格が安定したため」と説明した。
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