【ソウル聯合ニュース】日本の生活雑貨ブランド「無印良品」の戦略をブランド・コンサルタントの江上隆夫氏が解説した「無印良品の『あれ』は決して安くないのに なぜ飛ぶように売れるのか?」の韓国語版が韓国で出版された。
 無印良品は雑貨以外にも衣類や文房具、自転車、観葉植物など約7000品目を扱っている。100円ショップ「ザ・ダイソー」を思わせる雑貨の数だが価格は安くない。  
 江上氏は無印良品のブランド戦略について、米アップルやコーヒーチェーン大手スターバックス、ドイツの高級スポーツカー「ポルシェ」などの戦略と同一線上にあると主張する。
 共通するのは卓越した「コンセプト」の開発。「気持ち良い生活」を売る無印良品の戦略は、「故障しないスポーツカー」のポルシェの戦略に負けていないとする。 
 著者は無印良品のコンセプト戦略を例に、どのようにコンセプトを開発し、活用していくかという実践的なノウハウを提示する。 
 ハンスメディア、1万3000ウォン(約1300円)。

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