【ソウル聯合ニュース】韓国統一部は1日、軍事境界線のある板門店の韓国側区域にある施設「自由の家」に、写真展示館「板門店ギャラリー」を開館したと明らかにした。
 自由の家の4階にある約200平方メートルに三つの展示スペースを設け、南北会談や板門店の歴史などを写した写真(161点)や動画(9点)など計192点の資料を展示している。
 5月から工事を開始し、計4億4500万ウォン(4568万円)の予算が投入された。
 政府が保有していた資料以外に、国家記録院や大韓赤十字社、軍事休戦委員会などの協力を得てこれまで一般に公開されてこなかった写真資料も展示しているという。
 同部の柳吉在(リュ・ギルジェ)長官は開館式のあいさつで「ギャラリー開館をきっかけに板門店が対決と分断の象徴を越え、南北統一に備える文化空間として生まれ変わることを期待する」と述べた。


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