27日にインタビューに応じた忠清北道の李始鍾（イ・シジョン）知事は「五松を世界的なバイオメディカルハブに、忠清北道を2030年までに世界3大バイオバレーとして発展させることが目標だ」と語った。
李知事は「忠清北道が韓国はもちろん世界のバイオ産業の中心地として堂々と飛躍できるグローバル競争力を備えるだろう」と話した。以下は一問一答。
――バイオエキスポ開催の背景は
「忠清北道は2002年にわが国で初めてバイオ関連の国際行事を開催した。忠清北道の未来の成長動力であるバイオ産業を広報し、五松のバイオバレーの優秀性を国内外に広め、優秀企業を誘致するためだった。これを機に忠清北道がバイオ産業のメッカとして急成長した。
清州市には医薬バイオ、堤川市と丹陽郡には韓方（韓国の伝統医学）、沃川郡には医療機器、槐山郡にはオーガニックというバイオ産業の軸が形成されている。
エキスポが開かれる五松には食品医薬品安全処など6大国策機関、研究支援施設があり、近隣の世宗市には中央官庁が移転した。豊かなインフラと昨年開催した五松化粧品・ビューティー世界博覧会の成功の経験を土台に五松を国内外のバイオ産業のメッカに育てたい」
――バイオエキスポとは
「政府、企業、研究機関などが一堂に会し、疾病治療、ビューティーなど生命と関連した美しさの秘密を披露する場だ。老若男女誰もが共に疎通し共有する祭典だ。『生命、美しさを開く秘密』をテーマに、忠清北道、清州市、産業通商資源部が共同主催する。事業費249億4000万ウォン（約25億5000万円）が投入され、国内外の企業283社と700人余りのバイヤーが参加する」
――開催17日間で観覧客70万人誘致を目標に掲げているが
「国内観覧客66万5000人、海外からの観覧客3万5000人を誘致するのが目標だ。バイオエキスポブームを巻き起こすため、組織委員会や汎道民協議会、道民広報団などが活動している。特に全国の小中高校の団体客誘致に向け努力している。民間団体、外国人留学生、公式旅行会社、観光関連機関も観覧客誘致活動を展開している」
――バイオエキスポの波及効果は
「生産波及効果は2383億ウォン、付加価値誘発効果は1088億ウォンに達する見込みだ。4178人の雇用効果もある。経済的波及効果のほか社会、文化など非経済的波及効果も大きいと予想される」
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