現代・起亜の上半期のシェアは08年に71.7%と7割台に乗り、09年には過去最高の78.0%に達した。以後、10年に72.0%、11年に73.8%、12年に75.0%、13年に71.1%と推移した。
現代・起亜のシェアが低下し始めたのは輸入車販売が大きく伸びているため。上半期ベースで07年に4.5%に過ぎなかった輸入車のシェアは、今年12.4%と約3倍に拡大した。
業界関係者は「以前はぜいたく品という認識が強かった輸入車は燃費や性能に優れたディーゼル車や中小型車などを打ち出し、韓国市場を積極的に攻略している」と指摘。現代・起亜がシェア7割を回復するのは厳しいとの見方を示した。
別の関係者も「急激に輸入車業界が国内市場を席巻し、国内自動車産業の基盤が弱体化している」と懸念する。現代・起亜は韓国市場を寡占しており、輸入車との競争に素早く対応できないと指摘し、韓国完成車メーカーは似通ったモデルで競争するのではなく輸入車に対抗できる新しい車種を開発する必要があると強調した。
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