就職活動を行う求職者ら=(聯合ニュース)
就職活動を行う求職者ら=(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が13日発表した雇用動向によると、7月の失業率は前年同月より0.3ポイント悪化した3.4%だった。青年(15~29歳)の失業率は同0.6ポイント悪化の8.9%。経済活動参加率が3か月連続で過去最高記録を更新するなど就職活動者が増えており、失業率も悪化しているとみられる。 

 就業者は2597万9000人で、前年同月から50万5000人増加した。増加幅は就職活動シーズンだった2月に83万5000人でピークを記録してから、3月に64万9000人、4月に58万1000人、5月に41万3000人、6月に39万8000人と鈍化を続けたが、5か月ぶりに拡大に転じた。
 就職者の増加数を年齢別にみると、50代は20万3000人、60代以上は17万9000人、20代は8万4000人、30代は1万6000人。40代は横ばいだった。
 産業別では製造業、宿泊および飲食店業、卸小売業、保健業および社会福祉サービス業などで新規就業者数が増えた。これに対し、農林漁業、金融および保険業、運輸業などで減少した。
 非経済活動人口は1年前と比べ20万6000人減少した。働く意欲はあるものの失業状態の長期化により求職活動を断念した人は45万3000人で、前年同月より28万2000人増えた。
 統計庁関係者は「6月に振るわなかった卸小売業などの指標が改善したほか、製造業は好調を維持しており、全体的に就業者数の増加幅が回復している」と分析した。

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