アシアナA380=(聯合ニュース)
アシアナA380=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国航空大手のアシアナ航空は8日、連結決算基準の4~6月期の営業利益が30億ウォン(約3億円)を記録したと発表した。
 同社は前年同期に299億ウォンの営業損失を出している。四半期別で黒字を達成したのは昨年7~9月期以来。
 4~6月期の売上高は1兆4103億ウォンで前年同期比2.7%増加した。
 117億5000万ウォンの当期純損失が発生したが、前年同期(801億2000万ウォン)よりも純損失規模は縮小した。
 上半期(1~6月)の営業利益は9億ウォンで、黒字に転換した。売上高は前年同期比1.1%増の2兆8251億ウォン。
 同社はエアバスの大型旅客機、A380を導入したことで中国や欧州、東南アジア路線の需要が好調で売り上げ増加につながったと説明した。
 日本路線はウォン高の影響で韓国人観光客が増加したこともあり、利益の減少傾向に歯止めがかかりつつあるとした。
 一方、大韓航空はこのほど4~6月期の売上高が2兆8975億ウォンで、197億ウォンの営業損失を記録したと発表した。

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