【ソウル聯合ニュース】韓国政府は今月25日に開催した南北交流協力推進協議会で、韓国観光公社の南北協力基金への返済期限を5年延長することを議決した。統一部が28日、明らかにした。
 同公社は2001年に韓国企業の現代峨山が金剛山観光事業で中断の危機に直面した際、南北協力基金から900億ウォン(現在のレートで約90億円)を3年の据え置き後、5年の均等分割返済を条件に借り受けた。この資金で温井閣や温泉施設、文芸会館などを買い取り現代峨山から賃貸料を受け取ってきた。
 02年と06年に貸付条件を変更し16年までに延長された返済期限が、今回の決定でさらに5年延びることになった。
 現在の貸付残高は855億ウォン。

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