【ソウル聯合ニュース】現代自動車が24日に発表した4~6月期の営業利益は前年同期比13.3%減の2兆872億ウォン(約2056億円)となった。市場予想の2兆2000億ウォンを約1000億ウォン下回った。ウォン高・ドル安が響いた。
 売上高は前年同期に比べ1.9%減少した22兆7526億ウォン、当期純利益は6.9%減の2兆3499億ウォンだった。
 1~6月期の売上高は44兆4016億ウォン、営業利益は4兆256億ウォンとなり、前年同期比でそれぞれ0.3%と5.8%落ちた。経常利益は5兆6196億ウォン、当期純利益は4兆3780億ウォンだった。
 今年1~6月期の販売台数は韓国で34万5709台、海外で215万128台と計249万5837台となった。前年同期より4.4%増えている。高級セダン「ジェネシス」と中型セダン「ソナタ」の新型モデルや、キャンピングブームなどによりスポーツタイプ多目的車(SUV)の販売が好調だった。
 販売増加にも営業利益が低下したのは、為替の影響が大きい。1~6月期の営業利益率は9.1%となり、前年同期比で0.5ポイント下落した。
 現代はグローバルメーカーとの競争激化や新興市場の景気低迷、ウォン高などにより、下半期も厳しい経営環境が続くとの見通しを示した。国内では景気回復が鈍化する中、無関税の欧州車など輸入車の攻勢が強まり、競争がさらに激しくなると予測した。
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