兪容疑者のものとされる遺体が見つかったものの、「本当に兪容疑者の遺体なのか」「遺体のすり替え疑惑」「他殺説」など、数々の疑惑が浮上している中で、公信力ある手続きを通じた透明で独立した司法解剖が行わなければならない、との声が上がっている。
朴大統領は、警察が兪容疑者と推定される死体の発見を発表した22日、開催された第2期内閣初国務会の席で、世間の関心が集まった「兪容疑者の変死体ミステリー」と関連し、兪容疑者の名前すら言及しなかった。
朴大統領はこの日、「いまは、国民がひとつになって新たな大韓民国をつくらなければならず、最大限の努力をすべきとき」とし、「セウォル号事故の後続処置と国家の革新、経済活力の回復のための多くの法案が国会に係留されている」と主張。
「国と国民を考える中、与野党、国会が別の場所にいてはならない」とし、「ただ国民だけを見つめて、国家革新と経済を助ける立法を早急に処理できるようにしてほしい」と要請した。
これと同時に、セウォル号救助活動の後に復帰途中でヘリコプターが墜落した事故など、セウォル号と関連した2つの文章を読み上げるに留まった朴大統領。発言の中には、迫る「セウォル号沈没事故から100日」に対する追悼と慰労の言葉さえも聞くことはできなかった。
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