【ソウル聯合ニュース】国連安全保障理事会が北朝鮮の相次ぐ弾道ミサイル発射を受けて安保理決議を順守するよう求める報道機関向け談話を発表したことについて、北朝鮮は22日、米国の「言い掛かり」と非難し、米国の「核の脅威」に対抗し軍事力を強化すると明らかにした。
 朝鮮中央通信は同日の論評で国連安保理が17日に報道機関向け談話を発表したことについて「米国がわれわれの自衛的戦術ロケットに言い掛かりを付けるのは言語道断」としながら、戦術ロケット発射や核兵器開発、軍事訓練など軍事力強化の方針は変わらないと主張した。
 また、米国が韓米軍事訓練に原子力空母ジョージ・ワシントンを派遣したことにも言及。「強権と横暴をふるい核の脅威を与える敵対勢力から民族の尊厳と自主権を守れる最も威力のある手段こそ自衛的な核兵器だ」と強調した。


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