一方、1~6月の韓国のビール輸出量は前年同期比ほぼ横ばいの5万3451トンだった。初めて輸入量が輸出量を上回ったことになる。
また、輸入額も5078万ドル(約51億6300万円)と28.5%増加し、過去最高を記録した。年間としては7~8月の輸入量が最も多いことから、今年通年の輸入額は1億ドルを超えると予想される。
1~6月の輸入先をみると、アサヒやサッポロなど日本製が1万3818トンと最も多い。ただ、前年同期比は19.6%増で、全体の伸びを下回った。
次いでオランダが38.0%増の8887トン、ドイツが60.9%増の7825トン。昨年5位だった中国は今年5067トンと4位に順位を上げた。米国は4214トンに減った。
ビールの輸入増加は、海外旅行先などで現地のビールに接する機会が増え、多様なビールに対する需要が拡大しているため。酒の味そのものを楽しむ飲酒文化が広がり始め、家庭用ビールの消費が増えていることも一因だ。
大型スーパーも欧州などで新しいブランドの発掘に努めるなど、輸入ビールの品ぞろえに力を入れている。
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