【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部は14日、今年上半期(1~6月)の韓国企業の海外プラント受注額が過去最高の337億ドル(約3兆4158億円)を記録したと発表した。前年同期より20.2%の増加。
 地域別では中東から5割超となる174億ドル、新興市場のアフリカからは過去最高の56億ドルを受注した。
 現代建設、SK建設、GS建設、現代エンジニアリングによるコンソーシアムが受注した60億ドル規模のイラク・カルバラの製油所建設が最大プロジェクトだった。
 韓国政府は今年のプラント受注目標額700億ドルの達成に向け、中南米や中央アジアの主要発注先に受注攻勢をかける方針。
 産業通商資源部関係者は「下半期にも世界景気回復や開発途上国の産業インフラ拡充などで大型プラントの発注が続く」と予想。ただ、イラクなど中東地域の情勢が不安要因だと指摘した。

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