震災の被災者に人形作りを提案した宮城県出身の映画プロデューサー・椎井友紀子氏は、被災者が悲劇に直面したときに受けた励ましを今度はセウォル号の被害者遺族に伝えたかったと語った。
震災から3年が経過しても仮設住宅で暮らすなど、完全に日常生活を取り戻せない被災者も多い。被災者の中には人形などの手工芸品を制作して販売することで収入を得ている人もいる。
椎井氏は、遺族の苦痛や悲しみを代わることはできないが、共に悲しみ痛みを共有しようとする被災者が日本にたくさんいると力を込めた。
人形を受け取った韓国の「希望ブリッジ全国災害救護協会」は早急にセウォル号の被害者遺族に手渡すとしている。
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