【珍島聯合ニュース】韓国・珍島沖で起きた旅客船セウォル号沈没事故の官・民・軍合同救助チームが捜索作業を行う潜水士や海軍艦艇など人員と装備を来月から大幅に縮小する内部方針を立てたことが29日、分かった。
 政府事故対策本部は30日に行方不明者の家族らに1次精密調査の結果を説明し今後の捜索計画を立てる予定だが、救助チームの内部方針をめぐっては議論を呼びそうだ。
 対策本部関係者によると、海洋警察庁や海軍の関係者らが21日に開かれた水中探索協調会議で、水中捜索期間を来月15日まで延長することを決めた。さらなる期間延長は犠牲者遺族の反応や捜索結果を考慮し決定する。
 このほか、長期にわたる捜索で海軍の潜水士の疲労が蓄積したため、来月1日からは捜索作業に投入する潜水士を現在(198人)の3分の2に、15日以降は現在の半分に減らす方針も示された。
 海軍艦艇など装備の支援も縮小されるとみられる。大型輸送艦「独島艦」は整備と訓練参加を理由に来月15日ごろ珍島海域を離れる予定だ。
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