【ソウル聯合ニュース】韓国の与党セヌリ党は26日、新首相を指名せず、辞意を表明している鄭ホン原(チョン・ホンウォン)首相を留任させるとした朴槿恵(パク・クネ)大統領の決定に賛同した。
 同党の閔ヒョンジュ報道官は論評を通じ、「国政の空白を最小限に抑えて山積する国政懸案を推進しようとする、大統領の苦渋の決断と理解する」と述べた。政府の国政推進に積極的に協力する意向も示した。
 朴大統領が次期首相候補に指名した文昌克(ムン・チャングク)元中央日報主筆は、過去の発言などが波紋を呼び、24日に候補指名を辞退した。その前にも資質などを批判された候補が国会での人事聴聞会前に辞退している。セヌリ党は高官候補の検証について、道徳性と業務能力を切り離すなどの改善策に取り組むことにした。

Copyright 2014(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0