会見でアルジェリア戦に向けた抱負を語る洪監督=21日、高城(聯合ニュース)
会見でアルジェリア戦に向けた抱負を語る洪監督=21日、高城(聯合ニュース)
【ポルトアレグレ聯合ニュース】サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会1次リーグH組の韓国は23日午前4時(日本時間)、ポルトアレグレで第2戦のアルジェリア戦に臨む。初戦のロシア戦で引き分けた韓国にとってアルジェリア戦で勝利し、勝ち点3を得ることが決勝トーナメント進出にとって重要となる。22日(同)、現地で公式会見に臨んだ洪明甫(ホン・ミョンボ)監督も「勝つことで1次リーグ突破がぐっと近づく。初戦とは違い、勝つためのサッカーをする」と言い切った。
 ロシア戦前の会見では「少なくとも負けない試合をする」と言っていた洪監督だが、1次リーグ最終戦の相手が強豪のベルギーということもあり「アルジェリア戦が決勝トーナメント進出を左右する。絶対に勝ち点3を取る」と語気を強めた。
 また「勝つためには得点するしかない」とロシア戦より攻撃的布陣で臨む方針を示唆。「強いチームから得点することは容易ではないが、チャンスはきっとあるはずだ。これをいかに生かすかが重要になる」と話した。
 アルジェリアの印象については、MFとDFのプレッシャーが速いと指摘。「われわれがプレッシャーに耐えペースをつかむことがポイント。韓国の攻撃陣がプレッシャーに負けずゲームを支配することが鍵になる」と予想した。
 W杯前の強化試合ではチュニジアとガーナに連続零封負けを喫し、チームは暗い雰囲気だったが、ロシア戦を経て明るいムードが戻ってきた。洪監督も「今みなさんが目にしているのがチームの雰囲気」と試合後の調整がうまくいったことをうかがわせた。

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